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2021年8月19日

横須賀市、市民の手続き・届け出をラクにするDXの取り組み

横須賀市の定例記者会見で、ICT技術と利用者視点を融合した、行政DXに関する取り組みについて発表されました。行政のデジタル化を推進する横須賀市から目が離せません。

横須賀市長記者会見

納税申請手続きデジタル化の第一歩

横須賀市長の定例記者会見で、行政手続きのデジタルトランスフォーメーション(DX)を強化すると発表した横須賀市。具体的なサービスとして、9月から導入が始まる、固定資産税の口座振替の申し込みをデジタル化する取り組みと、利用開始された「手続きナビ」と「申請サポートプラス」が紹介されました。

固定資産税の口座振替申し込み手続きのデジタル化に関しては、横須賀市とトッパン・フォームズ株式会社、また金融機関数社が連携して、官民協働で9月から開始されます。

まずは、実証の第一弾として、トッパン・フォームズが提供する共通手続きプラットフォーム「AIRPOST(エアポスト)」を活用して、固定資産税納税をデジタル化。市役所に来庁しなくても、預金口座を株式会社横浜銀行、株式会社三菱UFJ銀行、かながわ信用金庫のいずれかに持っていれば、スマートフォンからいつでも非対面で手続きが可能になります。市役所に来る手間や待ち時間の削減、書類への記入・押印が不要になります。今回は約7,000人を対象に行い、今後は他の納税業務などにも広げていくことを目指しています。

引っ越しや結婚、出産など市民の手続きを効率的に

引っ越しや結婚、出産といったライフイベント関連の手続きや、子育て中に行わなければならない手続きを、わかりやすく簡単にしたサービス「手続きナビ」もスタート。質問に回答するだけで、自分に必要な手続き、持ち物などをパソコンやスマートフォンで簡単に調べることができ、さらに、引っ越し関連の手続きは、「申請サポートプラス」を利用し、市役所に来る前にウェブで申請書類を作成することができます。

【手続きナビ】 引っ越し、結婚、出産、子育てetc. 自分に必要な申請が簡単にわかる!

簡単な質問に答えるだけで、必要な手続きがわかります。どんな手続きや申請が必要なのか調べる手間や時間の短縮や、手続きの漏れを減らせます。

横須賀市 手続きナビ

【申請サポートプラス】引っ越しに必要な申請書類を事前に作成できる!

ウェブフォームに必要事項を入力するだけで、市役所に行く前に、申請書類を作成することができます。作成した申請書はQRコードで保存されるので、それを後日、窓口予約し、必要な持ち物と一緒に持参すればOKです。

横須賀市引っ越し手続きポータルサイト

申請書の内容をQRコードで基幹システムに読み込むことができるため、これまで職員の手で行っていた入力作業の大部分が自動化され、職員の事務負担を大幅に削減します。窓口での処理を効率化することにより、市民の待ち時間軽減など、DX推進で市民の利便性もアップします。

職員も市民もwin-winになれる、官民連携で取り組む横須賀市のDX推進が、今、注目されています。


横須賀市が実施した「手続ナビ+申請サポートプラス」の特徴や効果についての詳細はこちらをご覧ください。

私の手続きコンシェルジュ「手続ナビ+申請サポートプラス」

費用、期間等は「お問合せ」からお気軽にご相談ください。

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